4月27日(日)、アロマデザイン株式会社よりご依頼いただき、「良い眠りに役立つアロマワークショップ」をコーディネートさせていただきました。店舗の洗練された空間に睡眠をサポートする香りが広がり、告知後に満席となる大盛況となりました。睡眠にお悩みの方やマスターウォールの家具ファンの皆さま、親子連れを含む幅広い世代にご参加いただき、和やかな雰囲気の中でワークショップを楽しんでいただきました。
会場では、4種類の精油について解説しました。使用したのは ホーウッド、ラベンダー、パチュリ、ベルガモット の4種です。それぞれウッディ系・ハーブ系・柑橘系など異なる香り系統で、鎮静や不安緩和など睡眠に良い効果が期待できる精油です。各精油は科学的根拠にも基づき選定しており、ラベンダー精油は睡眠の質を改善する効果が報告されているほかpubmed.ncbi.nlm.nih.gov、ベルガモット精油を使ったアロマトリートメントは不安が強い人の睡眠の質を向上させる可能性が示唆されていますjstage.jst.go.jp。
ホーウッド・ラベンダー・パチュリ・ベルガモット:4つの精油で快眠サポート
- ホーウッド(ウッド系):クスノキ科の樹木から採れる精油で、甘く重厚なウッディな香り。主成分のリナロールには鎮静作用があり、吸入により睡眠時間が延長する効果も報告されていますpmc.ncbi.nlm.nih.gov。
- ラベンダー(ハーブ系):シソ科のハーブから採れるフローラルな香りで、抗不安やリラックス効果がよく知られています。実験ではラベンダー精油の使用者の睡眠の質が向上したという結果もありますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。
- パチュリ(ウッディ・アーシー系):深みのある土っぽいウッディな香りが特徴で、ベースノートに適しています。マウス実験ではパチュリ精油の吸入で運動活動量が抑制される鎮静効果が確認されましたpubmed.ncbi.nlm.nih.gov。
- ベルガモット(柑橘系):ミカン科の爽やかな柑橘系の香りで、特性不安の高い人においてアロマトリートメントが睡眠の質を向上させる可能性が示唆されていますjstage.jst.go.jp。
それぞれ異なる香りを組み合わせることで、幅広い効果が期待できます。特にパチュリは香りの土台となるベースノートとして用いることで、他の香りをまとめる安定感と持続性を持たせ、深いリラックスを促しますpubmed.ncbi.nlm.nih.govpmc.ncbi.nlm.nih.gov。これら4種の精油は、J-STAGE掲載の論文など信頼性の高い情報を参考に選定しましたjstage.jst.go.jppubmed.ncbi.nlm.nih.gov。
オリジナルブレンド作りで楽しむ体験型ワークショップ
ワークショップでは実際に手を動かす体験型プログラムも実施しました。参加者は4種類の精油から好みの組み合わせを選び、その場でオリジナルブレンドの精油を作成。「眠りにいい香り」を意識しながら、自分だけの香りを調香しました。各精油の特性や配合のコツを丁寧にアドバイスし、参加者同士で香りを試し合いながら楽しく学びました。出来上がったブレンドオイルは、ワークショップ終了後にお持ち帰りいただきました。
参加者へのお土産:マスターウォールオリジナル ウッドアロマディフューザー
新・寝室ショールームで提案する快眠ライフ
今回のワークショップは、マスターウォール銀座本店の新・寝室ショールームオープンに合わせて企画されました。新ショールームではマットレスやベッドフレームなど、快適な睡眠を追求する家具・寝具の提案が強化されています。ご利用になるお客様が、家具と香りで寝室空間をトータルにコーディネートするお手伝いとなれば幸いです。マスターウォールファンの皆さまにも、インテリアとアロマの両面から「心地よい眠り」への新たな発見を楽しんでいただけたら大変嬉しく思います。
質の高い睡眠に欠かせない精油の知識と活用法
快眠のためには、精油の性質や使い方を正しく理解することが重要です。K’s Aromaでは専門的な知見に基づき、安心して使える精油選びやブレンド方法をご提案しています。今回のワークショップでも、科学的根拠に裏付けられた精油の特徴をお伝えし、実践的な香りづくりのノウハウをご紹介しました。今後も皆さまの質の高い眠りをサポートするアロマ情報を発信してまいります。
参考資料: ラベンダー精油の睡眠効果pubmed.ncbi.nlm.nih.gov、ベルガモット精油による睡眠改善効果jstage.jst.go.jp、ホーウッド(リナロール)やパチュリ精油の鎮静作用pmc.ncbi.nlm.nih.govpubmed.ncbi.nlm.nih.govなど、信頼性ある研究報告を参考にしています。