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新宿伊勢丹10/18~23 香りの祭典はじまります!

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明日10/18(水)~23(月)まで、新宿伊勢丹7F催事場にて香りの祭典「イセタン サロンドパルファン」が開催されます。こちらのイベントは「香水の祭典」なので、アロマテラピーや自然療法という点では分野は違いますが、「香りの世界の歴史とこだわり」が感じられる魅力的な催事です。

 

そもそも「香り」は、古代時代から芳香植物、芳香材料となるものが貴重なものだったので、王室や貴族など限られた人しかたしなむことができない高級なものでした。今の時代は、洗濯や入浴事情が良好なので、よほどでない限りは「体臭」という点でのトラブルは少ないですが、古代の環境は、今の時代のように石鹸や洗剤で毎日お風呂に入れるような事情ではなかったと思われるので、お金持ちほど自分の体臭予防やマナー、また異性へのアプローチにも「ニオイ対策」として「香水」は重宝されていたのだとも思われます。

 

日本も平安時代では香炉で香りを十二単に焚き染めて、その香りの好みで男性を惹きつけていたという歴史的背景もあります。今の時代でも「香水」を身にまとうのは、お風呂に入れない臭い体臭を隠すため、、というよりは、やはり素敵な香りを身にまとう事で自分を魅力的に魅せるためだと思います。見えない香りを仕上げにまとうことで、最高の自分を演出のアイテムなのではないかと。

 

「香り=ニオイ」は、嗅覚から直接大脳へ電気信号で刺激を送り、直接感情に働きかけるメカニズムを持っています。視界がふさがっていると特にニオイの情報は脳内で様々な想像力が高まりますよね。香りから連想する過去の記憶やイメージ、また見た目の想像など、様々なイメージが膨らむのではないでしょうか?もし目を開けてみて、イメージと違う顔があったとしても、「香り=ニオイ」の印象が良いと、その人と仲良くなれるというデータもあるようです。昔、テレビ番組でそんな実験を観たことがあります。

 

それくらい「香り=ニオイ」が与える印象は、人間の本能に働きかけるのではないでしょうか?

 

香水については、アロマオイルとは違って植物性だけでなく動物性の香りや、自然の香りばかりではないですが、その人にとって「いい匂い」と感じるものは、身にまとったときに自信や幸福感を与えてくれます。それを身にまとう事で、気持ちが落ち着き、その人が生き生きと過ごせることが大事なことだと思います。しかしながら注意点としては、人工香料に関しては、自然なものではないので、アレルギーのある方や体調によっては血圧を下げてしまったり、不快な思いをさせることにもなりかねないので、「適量」で他人に不快感を与えない使用量で、使用する場所を選んで楽しむことだと思います。

 

この催事で香水をとりあつかう世界のブランドは、どれも歴史が深いです。その時代の最先端で、その時代のセレブ達に愛される自信作の「香り」を提供してきた実績と歴史を感じます。こういう世界ブランドの香水に一度にたくさん触れられる機会は少ないので、「嗅覚が疲れることは覚悟」して、この祭典にはぜひ足を運びたいと思います。

 

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